鶏卵
2012年12月9日 日曜日 00:41

ちょっと専門的で冗長な話になりまして恐縮です。
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前回と前々回の投稿で巳年用イラストとして作成した譜例の音符に色がついていました。

あれは楽譜制作に利用しているアプリケーションに「カラー符頭」という機能がありまして、それを利用したのです。

こんな感じで設定できます。色は個別に変更可能ですが、今回のイラストで使用したのはアプリケーションのデフォルト設定のままの色です。読譜を学習する際に分かりやすくするため「赤色はド」等、音に色をつけて判別しやすくしてみたりという用途があるわけです。

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最近知ったのですが音楽や音を聞いて色を感じる知覚を「色聴」というらしいですね。色聴について研究されている方もいるようです。詳しく知りたい方はネットで検索してみてください。

かく言う私も色聴なんて全く知る由もない子供の頃から音や調性(ハ長調とかそういうこと)について色が見えるのですが、その見える色というのがアプリケーションのデフォルト設定カラーとほぼ同じなのです。


自分が見える色はこんな感じ。実際にはもっと微妙なニュアンスで差を感じているのですがモニタを通して色を表せる範囲内で調節してあります。

C(ド)は赤か白、F(ファ)はピンクか黄緑と二種類感じることもあります。B(シ)はグレーというかシルバー。CisとDes等の異名同音も微妙にちがって見えるのですが彩度がすこしちがうくらいなので省略。調性については長調の場合、根音の色とほぼ同色。短調の場合はちょっとちがう色に感じるのですがさらに冗長になるので省略します。

Bb(シのフラット)がとても曖昧で見える色が幅広すぎて説明に困るのですが「ブロンズ」というのがもっとも近いかもしれません。五円硬貨の真鍮みたいに黄銅だったり、十円硬貨のように赤みがかった銅だったり、緑青(銅が酸化されることで生成する青緑色の錆、銅像の色)といったイメージです。

注意:上記はあくまでも私個人の見える色です。他の人は全く違う色が見えている場合もあるわけでして、あくまで感覚的なことであり正誤の問題ではございません。ご了承下さい。

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こういうのを「共感覚」と言うらしいのですが、読譜の学習用にカラー音符を利用することがあって、幼い頃に無意識のうちにすりこまれてイメージが植え付けられているだけ、な部分も大きいのではないかと。

鶏が先か卵が先か、という話でした。

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