仰げば尊し
2014年2月14日 金曜日 16:51

久しぶりにサイトを更新しました。
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「仰げば尊し」と「SONG FOR THE CLOSE OF SCHOOL」の楽譜(PDF)をご用意いたしました。無料でダウンロードおよびご自由にご利用いただけます。以下のURLリンク先で公開しております。

http://sollasido.com/store/rack/C003.html

長年作者不詳の曲とされていた「仰げば尊し」ですが、2011年1月に原曲が突き止められました(そのあたりの経緯を知りたい方はWikipedia等をご参照下さい)。この件をニュースで知ってから「伴奏をつけて浄書した譜面をつくろう」とずっと思っていたのですが、このたびようやく公開の運びとなりました。

無料でご利用いただける楽譜にもかかわらず、予算計上しまして(要するに持ち出し)楽譜の監修および参考音源MP3の作成を外注いたしました。このようなご依頼をするのは恐れ多いくらいの方(目上の方)にお願いしまして、ありがたいことにご快諾・ご協力いただきました。あくまでも外注ですのでいま話題のゴーストライターではありません。

「SONG FOR THE CLOSE OF SCHOOL」の英詩がとても美しく良い詩なのですが、英詩を知ったあとで「仰げば尊し」の歌詞をみるとさらに趣深いのです。直訳ではないにもかかわらず雰囲気は通じるものがありつつもちゃんと日本仕様になっていて、翻訳物としての面白さも同時に味わえるはずです。

原曲はホ長調/E durなのですが日本語版は変ホ長調/Es durにしました。個人的には変ホ長調のほうが好きです。底冷えのする体育館でそこに居る誰しもが「はやく終わんないかなー」とうんざりしている中、しぶしぶ歌わされる仰げば尊しには変ホ長調がよく似合う。変ホ長調は「今はまだしんしんと寒い、でもこれが終わったらもう春はすぐそこ」という仄暗い中にも薄日がさす感じ。ホ長調だとちょっと華やかすぎだけれど西洋の卒業式だったら(夏休み前くらい?)季節的にもホ長調が似合うかしら。

最近の学校の卒業式では「仰げば尊し」をあまり歌わないようですが、シンプルで良い曲だと思うので歌われる機会が増えるといいですね。楽譜も末永くご利用いただければ幸いです。

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