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2012年のまとめです。
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今年はとても残念な1年でした。個人的には大震災のあった2011年よりも今年のほうが残念な出来事が多かったです。世間一般的に「悪いニュースが多かったね」という感じではなく、自分のごく身近な範囲内で起こった出来事の実感として。
周りを見ても2011年は震災直後で勢いだけでなんとか乗り切ってしまった部分があったように思うけれど、今年のほうがより現実味が増してきたのではないかと。
モラトリアム法が2013年3月に期限切れとなるので(再々延長がなければ)来年はさらに厳しい世の中になるかと思っていた矢先、年末の政権交代でまだ何もしていない政権への期待だけで株価が上がったり円安にふれたりしたので、来年どうなるのかさっぱり分からなくなりました。
明るい話題は携帯電話からスマートフォンに変えたこと、mac miniを新調したこと。あとは当サイトの10周年記念として年初にサイトリニューアルをしたことと、3月にブログをWordPressへ移行したことくらいでしょうか。デジタル方面での出来事ばかりで恐縮です。
来年はもっと良い年に、とか前向きなことは一切望みません。なんとか現状維持が出来ればもう万々歳でございます。ザ・綱渡り。
あとは新しい年になった時に、このブログのカレンダー機能がちゃんと2013年に切り替わるのかだけが気がかりです。はじめてブログを開始した2002年から2003年にかけての年越しでも同じ心配をしてました。10年間進歩してない!
みなさま良いお年をお迎えください。
来年も何卒よろしくお願い申し上げます。
macminiからの排熱温風でかじかんだ手を温めています。
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前回の投稿で年間アクセス数の多い投稿を発表したばかりだというのに、巳年イラストへのアクセスが続いていることから年間第一位の座はあっさり入れ替わりました。
日経平均株価も年内最後の取引である大納会で終値ベースの年初来高値更新となったようですが、当ブログも年の瀬にほんの軽い気持ちでつくった画像へのアクセスが年間アクセス数第一位に輝くという、驚きの結果になりました。
このブログは日経平均と連動しているETF(【1321】大証ETF・日経225連動型上場投資信託)なのか。
寒さで腕がつる。
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今年からブログのためにWordPressを導入して簡単なアクセス解析機能をオプションでつけたので、おおよそではありますがどのエントリーにアクセス数が多いのかが分かるようになりました。
ここで唐突ではありますが当ブログの今年の投稿でアクセス数が多かった順番を発表いたします。
・第一位 2012年4月1日:洗濯
よりによってエイプリルフールのネタ投稿が一位です!多くの人が同じように洗濯物のシワに悩んだり、アイロンがけが面倒なのですよねきっと。
・第二位 2012年9月11日:浮気 と 2012年10月21日:境界線
両方ともローソンのマチカフェについて書いた時の投稿です。
・第三位 2012年12月4日:干支 と 2012年12月7日:巳年
巳年用の音符イラストを公開したつい最近の投稿です。どうやらグーグルの画像検索でけっこう上位に当サイトのイラストが表示されているらしく、その影響でしょうか。今年も残すところあと数日だというのにまだまだ連日アクセス増加中のところを見ると、「まだみんな年賀状の準備終わってないのね」とちょっと安心しました。
わりとみんな考えることは同じ、という傾向がうかびあがったような気がします。
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投稿の前後を多少でもお読みいただければ雰囲気やどのぐらいのノリやさじ加減で文章が書かれているかなんとなくご了承いただけるかもしれませんが、目当ての投稿に単発でアクセスしていただいた場合は「なんだこのふざけたブログは!」とお怒りの方も居られるはずで、その中でもひときわ無責任な印象にうつりかねない投稿が上位にきてしまっていることを深く反省しました次第です。
これでも一応エントリーについては「皆様に失礼のないように、不快な思いをさせないように」を常に心に留め、覚悟を持って書いているつもりでした。
さらなる推敲が必要だと痛感しつつも、今後もある程度は勢いにまかせてノリで更新してしまうのかも。
チキンタツタ食べました。
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そういえば当ブログで毎年年末に「今年いちばん作成した楽譜」なるものを発表しておりましたが、今年は未発表でしたね。
えー、今年は該当曲ナシです。今年は流行曲の譜面作成を担当することが少なかったため分かりませんというのが正直なところですが、世間的にはNHKのスポットで流れまくっていたあの曲やあの曲あたりになるのでしょうか。
個人的には「夢をかなえてドラえもん」の譜面を作成する機会が多かったです。おそらく子供向けの曲集がいくつか重なったためでしょう。
ドラえもんのうたといえば「♪あんなこーといーいな」のほうがお馴染みだという方もいらっしゃると思いますが、「夢をかなえてドラえもん」はその有名なドラえもんのうたの音楽的要素がうまく取り入れられ、世界観を継承しつつ、さらに新しい作品としてきちんと成立しているとてもステキな曲だと思います。
リスペクト、オマージュ、フィーチャリング、インスパイア、パロディ等の楽曲に付随する横文字はたくさんありますが、「夢をかなえてドラえもん」ほどオマージュという言葉がふさわしい曲はない。
中学生が英語の教科書を翻訳したみたいな文章で締めくくりました。
仕事をがんばろう。
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マクドナルドの前を通りかかったらチキンタツタのポスターが大きく貼り出されていた。
ちょうどお昼時だったので今日はチキンタツタにしようかなと思ったのだけれど、ポスターに値段が書いていない。お店の端っこにメニューのチラシが置いてあったのでそれをもらって見ても、チキンタツタはなぜか掲載されていなかった。期間限定商品だからだろうか。
チェーン店なのになぜあんなに価格を隠したがるのかは分からないが、レジのところのメニュー表も最近撤去されたのでますます注文しづらくなった。結局今日はマクドナルドでは買わずに帰ってきた。
マクドナルドはいつからメニューに値段の書いていないような、言い値や時価の通用する高級料亭になったのだろう。
年賀状(の習慣)って郵便局による壮大なステマだ。
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年賀ハガキに依らずハガキは紙面サイズに制限があってさらに内容がフルオープン、そのかわり通信費が安いという媒体だ。
なので本来ならば受取人以外の誰かに見られても差し障りのないような、半公共的な内容しか紙面に載せられないものだと思う。お店の広告DMや、私信としては時候の挨拶やイラストくらいだろうか。
それがなぜか年賀状となるとみんなで一斉に出すので気が大きくなるのか、年賀状以外のハガキだったら絶対にしないようなデリカシーの無い内容を平気で載せてしまったりしがちだ。
そういう点でハガキはアナログ通信手段の中では一番SNSに近い存在のような気がする。利用者は私信的な感覚で使ってしまっているけれど相手以外の人からも見られているし、最近ではなんだかやたらとひけらかすためのツールになったところも。
年内までの仕事その1にようやく目処が付きました。
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先月からリステリン等の洗口液を使いはじめて、色々な種類を試している。
市販のものはだいたい450ml〜500mlくらいのボトルに入っているので、使い切るごとに他メーカーのものや同じシリーズでも別銘柄のものを使ってみたりしている。
使い始めてまだ一ヶ月半くらいなのでどの洗口液が自分にあっているのかまでは分からないけれど、なんだかワインのテイスティングをしているような気分になる。
キャップ一杯くらいの少量の液体を口に含み、十分に味や香りを確認したあとで飲み込まずに吐き出す。
洗口液にもノンアルコールタイプやアルコールハードタイプ等があるし、味も甘いものから辛いものまである。ワインのテイスティングとそう遠くないはずだ。と、お酒類を一切飲まない人が聞きかじった知識と想像の範囲内で書いております。
予約投稿機能を利用しております(時間狙って)。
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シュレッダーにかけるほどでもないけれど、なんとなくそのままでは捨てづらいような書類はすこしペンでぬりつぶしてから細かくハサミをいれるようにしている。
その時ハサミをただまっすぐに入れるのではなく紙を三角形っぽく折り曲げて、ハサミもランダムに曲線を描くようにいれると思いがけず面白い切り絵のようになったりする。折り紙でつくる七夕飾りのようだ。まっすぐに切るより不規則な形にしたほうが情報も守られるだろう。
子供のころに培った能力がビジネスシーンでも発揮される。
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クリスマスイベントの告知みたいなものを読んでいたら「クリスマスツリーに願い事を書いた短冊を飾ろう!」と書いてあった。
あれ、クリスマスツリーってそういうものだったっけ。たしかに緑の植物に飾り付けしたり、(サンタさんに)願い事という共通点はあるけれども。
クリスマスは日本においては冬の七夕だ。
寒さで目が覚める。
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先日巳年イラストの投稿でアルペジオ記号で降順とかさらっと書いてしまったので補足です。
アルペジオ記号とは和音の左側についている縦向き波線のことで、これがついている場合は和音の音を同時に発音するのではなくてすこしずつずらして、ばらけるように演奏せよという意味になるのです。
譜例aはプレーンなアルペジオで最低音から上行する。
譜例bは下向き矢印がついているので最高音から下行する。
ピアノ等の大譜表の場合、上段と下段の間のアルペジオ記号がつながっていると奏法が変わります。
譜例cは上段と下段とで同時に。
譜例dは下段の最低音から順に上段の最高音へ向かう。
こんなにまじめに譜例とかつくっちゃったりして楽譜サイトっぽくしたのは、もしかしたらサイトおよびブログ開設十周年にして初めてのことではないでしょうか。本来こういう方向性のブログにすべきだったのかなと10年も経った今になって後悔してみたりも。
ちょっと専門的で冗長な話になりまして恐縮です。
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前回と前々回の投稿で巳年用イラストとして作成した譜例の音符に色がついていました。
あれは楽譜制作に利用しているアプリケーションに「カラー符頭」という機能がありまして、それを利用したのです。
こんな感じで設定できます。色は個別に変更可能ですが、今回のイラストで使用したのはアプリケーションのデフォルト設定のままの色です。読譜を学習する際に分かりやすくするため「赤色はド」等、音に色をつけて判別しやすくしてみたりという用途があるわけです。
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最近知ったのですが音楽や音を聞いて色を感じる知覚を「色聴」というらしいですね。色聴について研究されている方もいるようです。詳しく知りたい方はネットで検索してみてください。
かく言う私も色聴なんて全く知る由もない子供の頃から音や調性(ハ長調とかそういうこと)について色が見えるのですが、その見える色というのがアプリケーションのデフォルト設定カラーとほぼ同じなのです。
自分が見える色はこんな感じ。実際にはもっと微妙なニュアンスで差を感じているのですがモニタを通して色を表せる範囲内で調節してあります。
C(ド)は赤か白、F(ファ)はピンクか黄緑と二種類感じることもあります。B(シ)はグレーというかシルバー。CisとDes等の異名同音も微妙にちがって見えるのですが彩度がすこしちがうくらいなので省略。調性については長調の場合、根音の色とほぼ同色。短調の場合はちょっとちがう色に感じるのですがさらに冗長になるので省略します。
Bb(シのフラット)がとても曖昧で見える色が幅広すぎて説明に困るのですが「ブロンズ」というのがもっとも近いかもしれません。五円硬貨の真鍮みたいに黄銅だったり、十円硬貨のように赤みがかった銅だったり、緑青(銅が酸化されることで生成する青緑色の錆、銅像の色)といったイメージです。
注意:上記はあくまでも私個人の見える色です。他の人は全く違う色が見えている場合もあるわけでして、あくまで感覚的なことであり正誤の問題ではございません。ご了承下さい。
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こういうのを「共感覚」と言うらしいのですが、読譜の学習用にカラー音符を利用することがあって、幼い頃に無意識のうちにすりこまれてイメージが植え付けられているだけ、な部分も大きいのではないかと。
鶏が先か卵が先か、という話でした。
久々の地震であせりました。
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前回のエントリーに引き続き巳年イラストです。
和音バージョン。アルペジオ記号でヘビのうねうねを表現したつもり。またアルペジオが下向きなので「ミドシ」と降順になることを意味します。
「ミドシ」の音のみで音符を並べてみました。こちらもうねうね感を出したつもり。
前回のエントリーとあわせてご覧いただければ幸いです。
リストラ=会社を卒業。
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年賀状のことを何も考えていなかったのですが、来年の干支といえばこのマイナーな楽譜浄書業界が12年に一度だけ脚光を浴びる貴重な年ではありませんか!
(クリックでフルサイズに拡大します)
おそらくこのまま家庭用プリンタで印刷していただいても大丈夫かと存じますので、もしよろしければご利用下さい。ふつうのjpegファイルですのでご自由に編集していただけます。もう数パターンくらい作ってみようかしらと検討中でございます。
ただし私もほぼこの図案のまま年賀状を出す予定(すこし文字を加える程度)ですのでご了承下さい。
(追記)検索用ワード 巳年 ミドシ 音符 イラスト 2013
「口内炎が痛いので休みます」は病欠理由として許されるべき。
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近年急成長した低価格めがねチェーン店でなんとなくメガネフレームをみていたら、店員さんに声をかけられたので二言三言ほど会話した。
そうしたら「ちょっとお待ちいただけますか、いまカタログお持ちしますね」と言い残してバックヤードに取りに行ってしまった。あら、そんなに真剣に品定めしていたつもりじゃなかったのだけれど、まぁいいかと待っていたら店員さんがiPad片手に戻ってきた。
iPadにそのお店のWebサイト(商品一覧ページ)が表示されていて、それがカタログだというわけです。うん、私もそのサイトを自分のiPadで見て、実物が見たくなったから店舗に足を運んだわけでして、お店にきてまでiPadの画面を見せられても、ねぇ……。
それと同時に「ああ、今年はついにタブレット元年だな」と思ったのです。去年まではほぼiPadのみしか選択肢がなかったのですが、今年に入ってからGoogleのNEXUSシリーズ、AmazonのKindle、あとはWindows8と役者が揃ってまさに石板元年にふさわしいのではないでしょうか。
出版関係で制作するデータもほぼPDF入稿になっているので、紙モノでもデジタル端末でも共通データが使えるのです。情報の入れ替わりがはげしい商品カタログや説明書なんかをタブレットで表示させるのは効果的な使い方なのかもしれません。
電子書籍元年は、再来年あたりかしら。